トートバッグのマチとは？種類や有無の違いなど解説

角底マチ

角底マチとは、底と側面に大きなマチが付いた形状です。
底と側面のマチの幅は同一なので、トートバッグは直線的で四角い形をしています。
本体の生地に底マチの生地を1枚、側面マチの生地を2枚足して縫製するため、使用する生地の量が多くその分収納力があって形が崩れにくいのが特徴です。

船底マチ

船底マチとは底の部分にのみマチが付いている形状のことで、正面から見るとバッグの袋部分が船のような形をしています。
マチ付きトートバッグの定番といえば、この船底マチ形状。
本体の底部分を折ってマチを作るので生地の追加は不要で、角が三角形に折れているように見えます。
1枚布から作成できて製法も簡単なことから価格の安い商品が多く、当通販店におきましても人気の形状です。

ガゼットマチ

ガゼットマチとは、底部分だけに折り畳まれたマチが付いている形状です。
中身があまり入っていないとフラットなデザインに見えますが、厚みのある物を入れると底が広がるので見た目以上に収納力があります。

フラット（マチなし）

マチが付いていないトートバッグは、フラット形状と呼ばれています。
シーチングなどコットン素材や不織布で制作されることが多い人気の形状で、マチが無い分、材料となる布の量が最小限で済むので格安価格のものが多いです。
街頭キャンペーンのような大勢に配布するばらまき用ノベルティの印刷制作にも活用されています。

収納力

まずは中に何を入れるか、何用で使うかを左右する収納力について。
当然、底や側面が広がるマチありのトートバッグの方が収納力に優れています。
マチが付いていることで、厚みのある本から薄いクリアファイル、平置きで持ち歩きたいお弁当箱まで、バッグ内部の隙間を埋めるように物を入れればたっぷりと、尚且つきれいに収納可能です。

自立するか

底にマチのあるトートバッグは自立するので、床に置いたときに安定感があります。
食品トレーやケーキの箱などを入れる保冷温バッグ、レジカゴサイズのエコバッグには、本体が自立して中身が傾かないようにするためのマチが必要です。
フラット形状のトートバッグは自立しないので、床に置くと倒れたり中身がこぼれたりする可能性があります。

持ち運べるか

マチありのトートバッグは折りたたむと厚みが出てしまい、持ち運びの際には嵩張ります。
フラットタイプは、薄く折りたためて持ち運びがスムーズです。
バッグの中に入れやすく、荷物が増えた時のサブバッグとしてマチなしのトートバッグが役立ちます。

マチありトートバッグが喜ばれるシーン

• ・ショッピング
• ・通勤・通学
• ・大規模な合同説明会

沢山の荷物を収納し持ち運ぶシーンを想定したトートバッグのオーダーメイド作成には、マチありの本体がお薦めです。
例えば会社や学校へ行くときのメインバッグになり得るような販売グッズの特注トートバッグは、教科書のような嵩張る物、タブレットのようなデリケートな物が収まるように10cm以上のマチがあると喜ばれます。

ショッピングバッグ、合同説明会での資料入れといった目的でプリント製作する場合も、荷物が増えることを想定し、5cm以上から10cmほどのマチが付いたものを選ぶのがお薦めです。

マチなしトートバッグが喜ばれるシーン

• ・フェス
• ・オープンキャンパス
• ・自社での説明会

フェスや近所への散歩のように、身軽に出かけたいときはコンパクトなマチなしのトートバッグがうってつけです。
お渡しする資料の量が少ない自社で開催する会社説明会、オープンキャンパスなどでは、薄型で持ち帰りやすいフラットトートが喜ばれます。